体臭が気になっているのであれば、簡単にごまかす方法として薬用の柿渋シャンプーや柿渋石鹸を使えばいいんですけど、あくまでもその場しのぎの方法にすぎませんよね。
本当であれば、根本から加齢臭が発生しないようにしていくのがいいと思うんです。
医療の世界でも、風邪を引いたから熱を下げる薬を飲むとか、咳が出るから咳止めの薬を飲むとかは対症療法といって、症状に対して抑えるような治療をするってことです。
だから、結局は根本の解決ではなくて、あくまでも症状を改善させるだけ。
でも、つらくて困っているのは症状なので、それはそれで必要なんですけど、根本を治さなかったらまた再発してしまいますよね。
だって、風邪をひいて熱が出ている原因が、いつも布団を蹴飛ばして薄着で寝ていることだとしたら、きちんと暖かい格好をして寝るようにしていかないとまた風邪をひいちゃいますからね。
加齢臭も同じで、臭いニオイをただ外部から抑えるだけでなくて、自分の内側からニオイがでにくい体質にするっていうのは大切になってくるんです。
だから、身体を作る元となっている栄養に着目するわけですね。
栄養は食べ物から摂り入れるので、今回は食べ物について考えてみましょう。
加齢臭を予防するために摂った方がいい食べ物
加齢臭を予防するためには、ビタミンCやビタミンEといった、身体が酸化するのを抑える効果のある栄養が必要になります。
これを「抗酸化作用」と呼ぶのですが、アンチエイジングをするうえでは大切なキーワードになってきます。
加齢によって皮脂の分泌が多くなり、ニオイ成分であるノネナールが発生しやすくなることで加齢臭が出てくることから、皮脂の分泌が多くならないようにしたらいいんですね。
そのためには皮脂の分泌が多く出てくる原因である老化を防げばいいんですよ。
といっても、老化しないようになるのは無理だから、あくまでも老化を遅らせるってことですね。
抗酸化作用のある食べ物の代表
抗酸化作用のある食べ物ですが、緑黄色野菜ですね。
ビタミンCと聞くと、レモンやミカンなどの柑橘系に多く含まれているのは知ってると思うけど、それだけじゃなくていろんな種類の葉っぱを食べる必要があるんですね。
よく、野菜が嫌いな人の中には「野菜なんてバッタが食べるもんだよ」っていう人がいるけど、身体を壊しやすくなりますからね。注意が必要です。
身体を壊さずに健康を保つためにはビタミンCが必要なので、しっかりと栄養を摂る必要があるんです。
ビタミンのサプリメントもあるので、葉っぱから栄養をとるのが苦手な人は、サプリメントを考えてみてもいいですね。